FISC 金融情報システムセンター

刊行物詳細

地域金融機関IT研究会

地域金融機関IT研究会報告書「地域金融機関におけるインターネットバンキングの活用」

発行年月2007/10
価格(税込)

教育機関向け価格:2,000円

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概要

 インターネットバンキングは、既に大方の地域金融機関において導入済みですが、顧客の利用状況という観点からするとなお発展途上という状況にあります。その大きな背景としては、インターネット取引の安全性・安定性に対する顧客の不安が指摘されています。顧客の信頼を得るための工夫が求められます。また顧客の利用状況を業態別にみると、インターネット専業銀行やメガバンクと地域金融機関との間にギャップが生じていることも注目されます。地域金融機関にとって、導入したインターネットバンキングを今後の経営展開においてどのように生かすのか、換言すれば顧客のニーズに応え、信頼されるインターネットバンキングサービスを提供するためにはどのような取組みが必要か、こうした点は、大方に共通する課題と言えます。

 そこで、当センターが主催する「地域金融機関IT研究会」では平成9年1月のわが国におけるインターネットバンキング開始から10年目の節目に当たり、インターネットを通じて提供される各種金融サービスの動向及びセキュリティ問題を中心に調査・研究を行いました。