FISC 金融情報システムセンター

刊行物詳細

地域金融機関IT研究会

地域金融機関IT研究会報告書「携帯電話を活用した金融ビジネスの動向」

発行年月2006/08
価格(税込)

教育機関向け価格:2,000円

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概要

 携帯電話によるインターネット接続サービスが提供されて以降、「モバイルバンキング」が順次開始されてきましたが、最近の金融業界では、携帯電話を多方面・さまざまな分野で活用する事例が増えています。

 例えば、非接触ICチップを搭載した携帯電話「おサイフケータイ」の普及に伴い「モバイルペイメント」が急展開されているほか、携帯電話をATM入出金取引通知メールや口座開設の本人確認手段として利用する事例や、渉外担当職員の渉外支援端末として活用する事例などがあります。

 その一方では、偽造キャッシュカードやスパイウェア等の不正利用、情報漏洩の問題も顕在化してきており、その防止対応策として携帯電話を活用することを模索する地域金融機関も増加しています。

 「地域金融機関IT研究会」では、今や生活インフラ化してきている携帯電話の金融ビジネスへの活用を、今後の地域金融機関の業務展開における極めて重要な戦略の一つとして捉え、「少額決済サービス」、「セキュリティ等提供サービス」、「情報・特典提供サービス」、「業務用端末としての活用」の4つの観点に焦点を当てて、国内外の調査・分析を行いました。